これまで「就労支援」という仕事をしてきたので
こうしたテーマは毎日考えてきました。
大事なテーマであり、人それぞれに考え方がありました。
色んなジャンルの方々と話をしていく中で
自分なりに〝はたらく〟とは何かを考えてきました。
今日は、そのまとめ的な記事です。
Contents
はたらくとは~感覚編~
でっかい、テーマですわ。
私の場合、一言でいえば「自己表現」です。
ちょっと、アーティスト感でてますね。w
すいません、ノーマルな会社員です。w
自己表現というのは、自分にとって障害福祉の現場で働くということは
「働きたいけど、一般就労とかは難しい人」に対して社会の一人として、どんなアクションを起こせるのか。
福祉制度の中。その制度を飛び越えた先で、どのような実践をすることができるのか。
これを考えることは、永遠のテーマのようなものです。
それに対して、日々悶々と考える時間は
もはや、世界デビューを目指して、悶々と歌を作り続けるアーティストのような感覚です。たぶん。w
日々、報われず、なかなか自分の理想に辿り着けないが
辿り着けないこの時間すら、数年に一度、全国の仲間に会って語り合うときには
良かったと思える瞬間があります。
「これの道でいい」そう思える。これが感覚です。
はたらくとは~現実編~
はいはい~
そんな感覚で仕事させて頂いておりますが
やはり、お金は頂いております。
このお金があるので、生活することができています。
現実的に、はたらくとは
会社(組織)の中で求められる業務に対して、しっかりと結果を出し、その対価としてお金を頂くこと。これは同時に、会社(組織)の中で自分の存在を認めてもらえたこと。
つまりは承認欲求を満たすことのできる時間になります。
お金をもらい
承認欲求を満たす。
はたらくことって最高ですね。
お金で壊すな「幸せ」「価値観」
お金のとらえ方は、重要です。
お金に縛られることで、
崩壊していくものが2つあります。
それは、「幸せ」と「価値観」です。
まず「幸せ」について
まあ、一言でいえば「お金で幸せは買えないよ」ってやつです。
これ、相当の金持ちが言うと説得力ありますけど、庶民ムラコシが言っても伝わるかな?・・・。w
もちろん、お金があれば国内旅行が海外旅行になり
新幹線や飛行機の席がリッチになったりして、
「幸せ」を感じることもありますよね。
お金があったから「幸せ」を感じた。これは正解です。
ただ、人というのはすぐに慣れます。
リッチの上にはリッチがあります。
上の上を目指しきった先に、最高の幸せがあるのか?
そもそも、私は裕福な家で育ったわけではないので、このお金エピソードは空想です。w
知らん金持ちエピソードではなく
自分の幸せエピソードに切り替えます!w
私が感じてきた「幸せ」は、なにか人のためになった瞬間であったり、
昔遊んでいた友達と久しぶりに会って会話をしているときであったり、
家族に良いことがあったときであったり
そんな感じです。
お金があったから幸せっていう考えには、元々ならない人生を歩んできたのかもしれません。
自分の幸せを感じる気持ちであったり、行動であったり、環境をしっかり理解していくことが大切かと思います。
そして、それはお金がないと出来ないと思い込みすぎないことです。
もちろん、お金も大事なんですけどね。
考え方のバランスですね。
価値観について
よく「なんで、その人と結婚したんですか?」と聞かれて、
「価値観が合うんで」とか言う人いますよね。
価値観は重要ですよね。
価値観をつくるときにも、お金は重要な要素ですよね。
モノの価値を決める指標として
やっぱり値段って、モノの客観的な事実や評価に基づいて付いているものもありますもんね。まあ、そうじゃないものも沢山あるんですけどね。w
やっぱり、ここも大切なことは
お金だけで、モノの価値は決まらないってことですよね。
「幸せ」「価値観」の小まとめ
この二つを考える上で、お金は重要な要素です。
ただ、一つの要素に過ぎないことを理解しておくことが大切だと思います。
しっかり自分の「感覚・感性」をもつことです。
それがない人はお金によって、この二つを支配されます。
やりがい・やる気について
やっぱり、仕事する上で重要なのはやりがいっすよね。
私の場合は、幸せなことにやりがいの塊みたい仕事させて頂いてるので、最高なんですが、
なかなか「私の仕事はやりがいがあって最高です」と言える人は多くないかもですね。
少し視点を変えて、多くの人にやりがいを持って欲しい。
そのほうが絶対、良い職場になるっしょ!!
そう思う方に!!
どうすればやりがいを持ってもらえるのか。
この正解があるなら、お金を出しても買いたい!(→あっ、お金に支配されてるのか、俺も。w)
正解なのかわかりませんが、自分の経験から
やりがいを持たせる方法はズバリ!
主体的になってもらう
これかと思います。
主体的になってもらうには、仕事を任せることが大切です。
そして、この後も重要です。
しっかりとアフターケアと感謝をすることです。
はい、もちろんこんな完璧なこと出来てませんよ、私も。w
できてないから、考えて考えて。少しずつ気づいてきた気がします。
やる気について
これも、やる気満々の自分としては悩むこともないんですが
やはり、やる気がでない人とかっていますよね。
そんな方に朗報です。
ガッツリ、引用↓させて頂くのですが、池谷裕二先生が
ずばり「やる気という概念は存在しません」と教えてくれています。
「やる気」という言葉は、「やる気」のない人間によって創作された虚構なんですよ。人間は、行動を起こすから「やる気」が出てくる生き物なんです。だから、面倒なときほどあれこれ考えずに、さっさと始めてしまえばいいんです。「やる気を出すにはどうすれば…」と考えるだけで行動しないことは、時間の無駄でしかありません。
参考:新R25:https://r25.jp/article/540681193689662300
行動が先なんですね。
この考え方、賢い先生がおっしゃっているので
間違いないと思いますし、自分もすごく納得できます。
ただ、この考え方を伝えたときに
「あ、そっか動けばいいのか!」と思える人は、もう動いてるだろうな~と思います。
だから、ストレートに言うと傷ついてしまう方もいるかもですので
そんな人達には
大きな行動ではなく
その人でも起こせる小さな行動を一緒に考えいくのが良いかな~と思いました。
まとめ
みなさん、どうですか?
- はたらくとは?
- 感覚編
- 現実編
- お金のとらえ方
- 幸せとは?
- 価値観は?
- やる気
- やりがい
こんなテーマで聞かれたときに、自分なりの答え言えますか?
就労支援をしていく中で、多くの人と会話をしてきました。
人の意見を柔軟聞く力はとても大切です。
ただ、私は聞かせてもらうなら自分同じテーマについて考えることが大切だと思っています。
まずは、雑談しながら語りましょうよ。
人の話を聞くのは本当に楽しいし、勉強になります。
一見、堅いテーマに見えますが、すごく重要なテーマだと思い、書きました。