バイスティックの「意図的な感情の表出」は一言で言うと・・・

福祉の仕事で基礎中の基礎として
学ぶバイスティックの7原則。

バイスティックの「非審判的態度」は対人援助の現場を救う気がしてます。

の記事で、非審判的態度について
自分のなりの現場での活用方法を書きました。

今回は意図的な感情表現について、まとめたいと思います。

バイスティックの7原則

この原則はアメリカの社会福祉学者のバイスティックさんが定義した相談援助技術の基本と言われてます。

  1. 個別化
  2. 意図的な感情表現
  3. 統制された情緒関与
  4. 受容
  5. 非審判的態度
  6. 自己決定
  7. 秘密保持

この7つをしっかり頭に入れて
仕事をすると
支援者が利用者に対してどう関われば良いか?
迷ったときの大きな大きなヒントをくれます。

意図的な感情表現

一瞬、どういう意味ってなりません?
私はなりました。

一言で言うと

利用者の感情表現を大切にしましょうってことです。

さらにくっつけると

その感情表現を自由にできるように
最大限に環境を整えましょう!ってことです。

人はだれでも誰かに相談するのは得意じゃない

私は、結構人に甘えちゃうタイプなんで
意外と得意な方かもですが

多くの人は
自分の弱さや悩みを人に相談するのは
苦手だと思います。

中でも
精神的にストレスの強くかかる立場にいる人などは、そうした厳しい環境にいる場合があります。

その環境をいかにして
話やすい、感情表現できる環境にしていくかが重要です。

4つのポイント

カタルシス効果

問題を客観的に捉え、解決に向けて行動できるようにする。

→時には「うっぷん晴らし」も必要

正確なアセスメント(理解を深める)

利用者の問題や人柄を理解する

心理的サポート

「傾聴」によって、利用者の負担を軽減する

援助関係を深める(ラポールの構築)

利用者が安心して感情を表出できる刺激し、援助の関係の形成を促進する

大きなポイント~環境作り~

大事なことは何となく分かってきました!

じゃあ実際にどんな感じで環境作りするの!?

こんな感じです!

例えば!

1話す環境をしっかり作る

よくいわれるやつですが、
○座る場所・・・真正面に座るには尋問っぽくなるのでやめましょう

○座るイス・・・ここまで、こだわれたらいいですよね。座り心地の良いイスを

○静かで、騒音などがないこと

○テーブルには、お花

○壁には絵など、目をそらせる場所を

今、私が思いつくので
このくらいです。

2傾聴と励ましと整理

ちょっと詰め込み過ぎですが

傾聴しつつ、励ましつつ、その課題をしっかりと把握していくことが大切です。

脱線することも大事ですが、可能な範囲で
話の方向性を整えてくことも大切です。

かなり高度な技術かと思いますが。w

3ワーカーの気持ちこそ、リラックス

ちょっとヘビーな相談を受けるときなど

支援者が緊張したり
精神的に疲弊したりすることがあります。

人間なので、だれでもあります。

ただ、相談したい人(支援者)が
めっちゃ緊張してたら
絶対、相談する人(利用者)は本音で相談できないと思います。

これは別の原則でもある統制された情緒関与。
これのことです!

まとめ

私の中で、支援に迷ったときに
いつも戻ってくる原点こそ

バイスティックの7原則。

その中でも、言葉だけ聞いても
ぱっとイメージしづらい

意図的な感情表現

一言でいうと

利用者の感情表現を大切にしましょうってことです。

さらにくっつけると

その感情表現を自由にできるように
最大限に環境を整えましょう!ってことです。

バイスティックの「非審判的態度」は対人援助の現場を救う気がしてます。

↑こちらの記事で「支援者はやることやって最大限にやって、利用者に自己決定してもらうのが仕事」って書いてます。

やることの中に

この意図的な感情表現は
ガッツリ入ってます!

利用者の感情を出しやすい環境作りを常に意識しましょう!

参考文献:ケースワークの原則(新訳 改定版)援助関係を形成する技法 F.P.バイスティック 著 尾崎新・福田俊子・原田和幸 訳 誠信書房

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